目次
太もものセルライトは、ふと気づいたらできているなんてことはないでしょうか?特に太もものセルライトは一度できてしまうと、ダイエットやマッサージを頑張っていても解消できないと悩む方が多く見られます。
本記事では、
・太ももにセルライトができてしまう原因
・太もものセルライトを解消する方法
・日常生活の意識で予防解消できるコツ
を解説します。
太もものセルライトに悩んでいる方や、太もものセルライトを解消していきたいと考えている方はぜひチェックしてください。
太ももにできるセルライトとは
太ももにできてしまうセルライトとは、太ももの脂肪細胞が固まり、太ももの表面をつまむと脂肪の塊のような凸凹が出てくるものをいいます。
太もものセルライトは、太ももが太く見えてしまうことはもちろん、脚が短く見えてしまう原因になります。
また、太ももについたセルライトを放置してしまうと、全身の血流を悪くしてしまうことから、足先や手先を含め身体全体の冷えを引き起こしてしまいます。
見た目だけでなく、身体の不調を引き起こしてしまうため、太もものセルライトができてしまったら早めに解消することが大切です。
太ももにセルライトができる原因
太もものセルライトは、気づいたらできてしまうという方が多いのではないでしょうか?では、太ももにセルライトができてしまう原因は何かみていきましょう。
足のむくみを放置している
太ももや足全体のむくみを放置してしまうことが原因で、太ももにセルライトができてしまいます。足のむくみを放置してしまうと、足にどんどん水分や老廃物が溜まりやすくなります。
また、ふくらはぎが身体の第二の心臓と呼ばれており、全身の血流を良くするポンプの役割を持っているため、太もものむくみを放置してしまうと、太ももはもちろん、上半身に血流促進効果を発揮できず、全身の血流を抑制してしまいます。
身体全身の血流を良くし、太ももに水分や老廃物を溜め込まないためにも、足のむくみは放置せずケアをしていきましょう。
身体の冷え
身体が冷えてしまうことが原因で、太ももにセルライトができてしまいます。身体が冷えてしまうと血流の流れが悪くなってしまうことから老廃物や水分、脂肪を蓄積しやすい状態になってしまいます。
身体が冷えてしまう原因には以下の原因が当てはまります。
・塩分の摂りすぎによる血管凝縮
・特に夏場に多い裸足での生活
・水分不足
・筋肉量が少ない
また、セルライトが太ももについてしまうと、太ももの脂肪燃焼を妨げ太って見えてしまったり、代謝を低下させてしまうリスクがあるため、身体を冷やさないよう注意が必要です。
下着の締め付け
日常生活で使用している下着の締め付けが原因で太ももにセルライトができてしまいます。下着が身体にあっていなかったり、下着の締め付けが強すぎてしまうと、血行が悪くなってしまいます。
また、着圧スパッツやコルセットのような、むくみ解消や身体矯正に効果を期待できるものを長時間使用してしまうと、血流が圧迫されやすくなるため、効果が逆効果になってしまいます。どうしても使用をしたい方は、血流を圧迫させないためにも、使用時間を守ることを意識して活用しましょう。
デスクワークの時間が長い
デスクワークのようなイスに座っている時間が長いことが原因で、太ももにセルライトができてしまいます。長時間イスに座ってしまうと、膝が曲がった状態が続き、太ももの裏の筋肉が縮んで固まってしまいます。
また、太もも裏の筋肉が固まってしまうと、血流の流れが悪くなってしまい、老廃物が溜まりやすい状態になります。老廃物の蓄積はセルライトができる原因になるため、デスクワークが多い方は、足を定期的に伸ばしたり、立ち上がるなどの工夫をおすすめします。
下半身に老廃物を溜め込みやすい
下半身に老廃物を溜め込みやすいことが原因で太ももにセルライトができてしまいます。何もしていない場合でも身体に重力がかかるため、下半身に老廃物や水分を溜め込みやすくなってしまいます。
また、女性に多く見られますが、妊娠や出産に備えるために子宮の周りに皮下脂肪を溜め込む特徴があるため、下半身にセルライトがつきやすい状態になります。
骨盤が前傾している
普段ヒールを良く履いていたり、腰が反っていることから、骨盤が前傾していることが原因で太ももにセルライトがつきやすくなります。骨盤が前傾してしまうと太ももの前が足の付け根よりも張り出してしまいます。
また、太ももの前の筋肉が硬くなってしまうため、硬くなった筋肉が血流を圧迫してしまい、老廃物や脂肪を溜め込みやすくなります。
太もものセルライトを解消するコツ
太もものセルライトは無理にマッサージや運動をするのではなく、正しいケアをすることで解消する効果を期待できます。では、太もものセルライトを解消するコツを解説していきます。
太もものマッサージ
太ももの老廃物を流すイメージでマッサージすることで太もものセルライトを解消できる効果を期待できます。強くゴリゴリしてしまうと筋肉を痛めてしまい腫れてしまうリスクがあるため、やり過ぎには注意が必要です。
太ももをマッサージするときは、膝から太ももの付け根部分に向けて、いた気持ち良いと感じる強さで流していくことが大切です。
また、膝裏や、太ももの付け根は、リンパ節と呼ばれる老廃物をスムーズに押し流すゴミ箱のような役割があります。リンパ節は、しっかりほぐすことで、下半身のむくみや冷えを改善し、セルライト解消効果を高めることができます。
下半身のストレッチ
硬くなった筋肉をゆっくりストレッチすることで太もものセルライトを解消する効果を期待できます。筋肉が硬くなってしまうと血流を圧迫し、血流循環を抑制してしまうため、脂肪や水分が蓄積しやすい状態になります。
ストレッチをすることにより、筋肉が緩むため、血流を促進することができ、むくみを予防または解消する効果を期待できます。
また、血流が促進することで、身体の老廃物や毒素を排出し、セルライトを溜めにくい体質に改善することができます。特に太ももの場合は、自宅で簡単にストレッチしやすい部分になるため、毎日少しずつケアしていくことをおすすめします。
筋膜リリース
フォームローラーや、マッサージスティックなどの道具を利用して筋膜リリースをすることで太ももの筋膜のねじれを正しく戻し、セルライトを解消する効果を期待できます。筋膜は、筋肉の表面にある骨格筋や神経、内臓などの全身の組織を繋いだ膜のことをいいます。
太ももの筋膜がねじれてしまうことで以下の影響が起きてしまいます。
・太ももが張って太く見える
・血流が悪くなり、下半身がむくみやすくなる
・脂肪や水分が溜まり、セルライトができやすい状態になる
また、太ももの筋膜は、反り腰や正座、内股歩行、外股歩行などの日常生活の無意識の癖によりねじれやすい特徴があるため、定期的に筋膜リリースをすることがおすすめです。筋膜リリースもマッサージ同様膝から太ももの付け根に向けてケアをしましょう。
有酸素運動
ランニングや縄跳びなどの有酸素運動を行うことで太もものセルライトを解消できる効果を期待できます。有酸素運動には、脂肪燃焼効果や、老廃物を排出する代謝アップ効果があることから、太ももを引き締めることができます。
また、筋トレや体幹トレーニングなどの無酸素運動と組み合わせることで太もものセルライトをしっかり落とすことができます。有酸素運動と無酸素運動を組み合わせることで、太もものセルライトを早く落とし、引き締まるため、有酸素運動に身体が慣れてきたら無酸素運動を取り入れることをおすすめします。
家庭用キャビテーションを活用する
家庭用キャビテーションを活用することで、太もものセルライトを解消できる効果を期待できます。キャビテーションは、超音波を当てて脂肪細胞を分解する機械のことをいいます。家庭用家電用のキャビテーションは、コンパクトサイズでどこでも使用できるため、自宅で簡単に脂肪を分解することができます。
また、普通の運動だけでは減らしにくい脂肪をしっかり分解するため、効率的に老廃物や脂肪を体外へ排出することができます。
痩身エステ
痩身エステで足のケアをしてもらうことにより、太もものセルライトを解消できる効果を期待できます。痩身エステでは、ハンドマッサージやマシン、カッピングなどを組み合わせて施術をするため身体を健康的に引き締めることができます。
また、痩身エステは太もものセルライトを解消するために必要な以下の効果を得ることができます。
・リラックス効果
・代謝を促進し老廃物を排出
・むくみを解消しバランスよく引き締める
痩身エステでプロにお任せすることで効率的に綺麗にセルライトを解消する効果が期待できますが、1回の施術で蓄積したセルライトを解消することは難しいため、継続して通うことがポイントです。
身体を内臓から温める
湯船に浸かったり、運動などで身体を温めることで太もものセルライトを解消できる効果を期待できます。特に心臓から遠い下半身は冷えやすいため、内臓の働きを抑制し、代謝を悪くしてしまいます。太ももを触ったときに冷たいと感じる場合は、老廃物が蓄積し、脂肪が冷えて固まっている状態です。
また、冷えてしまった太ももは、一時的にスボンを履いたり、カイロや湯たんぽなどで温めることができますが、セルライトを解消するためには、根本的に内臓から温めることがポイントです。
身体全身の血流を良くし、脂肪や水分を溜め込みにくい身体にするためにも、入浴や、ホットヨガなどで身体の内臓から温めるケアをしていきましょう。
太もものセルライト予防解消は日常の意識が鍵
太もものセルライトを予防するためには、日常生活の習慣の意識が重要になります。では、どのような意識が必要なのか見ていきましょう。
生活習慣を見直す
日々の生活習慣を見直すことがポイントです。太もものセルライトに気づいたらついていると悩むのではないでしょうか?日々の無意識の生活習慣が原因で脂肪や老廃物が蓄積しセルライトになってしまいます。
生活習慣は以下を見直すことで太もものセルライトを予防または解消効果を期待できます。
・バランスのいい食事管理をする
・水分をこまめにとる
・座るときに足を組まない
・筋トレやマッサージを継続する
・飲酒やタバコを控える
セルライトを予防または解消するためには、毎日の生活習慣の行動の積み重ねが重要です。余分な脂肪や老廃物を蓄積させないよう意識して日々の行動を見直しましょう。
姿勢を正しく整える
姿勢を正しく整えることがポイントです。姿勢が悪い状態が続いてしまうと、正しく使えない筋肉が固くなってしまい血液循環を妨げてしまいます。
特に身体のバランスの土台と呼ばれている骨盤が歪んでしまうため、太ももとおしりの境目がなくメリハリのない足になる、太ももの外側が張ってしまうといった原因になります。姿勢を正しく整えることは難しいですが、
・ヒールを控える
・荷物を片手で持つことを控える
・肩が前に丸まらないように胸を張る
といった簡単な意識で少しずつ解消することができます。太もも周りを含め全身の血流を良くし老廃物をためにくい身体にするためにも姿勢を正しく整えることを意識しましょう。
太ももの部位別にセルライトケアしよう!
太もものセルライトは全体的についてしまう方や、前側、裏側、内側といった部位によってついてしまう方が見られます。太もものセルライトは部位に合わせてケアをすることで綺麗に解消できる効果を期待できます。では、部位別にセルライトケアの方法を紹介します。
太もも前側(大腿四頭筋)にセルライトがつく場合
太ももの前側にセルライトがついてしまう場合は、おしりと太ももの裏側のトレーニング、太もも前側のストレッチまたはマッサージを組み合わせたケアがおすすめです。
また、太もも前側にセルライトがついてしまう方は無意識のうちに太もも前側の筋肉を使用し過ぎている可能性が高いため、太ももの前側を使い過ぎないようなケアが必要です。
太もも内側(内転筋)にセルライトがつく場合
太もも内側にセルライトがついてしまう場合は、太もも内側のトレーニングと太もも全体のストレッチまたはマッサージを組み合わせたケアがおすすめです。
太ももの内側は日常生活で使用することが少ない筋肉なため、筋力が弱まりやすい特徴があります。筋力が弱まってしまうと脂肪が蓄積しやすくなります。セルライトにならないためにも太ももの内側を鍛えてケアをしていきましょう。
太もも裏側(ハムストリング)にセルライトがつく場合
太もも裏側にセルライトがついてしまう場合は、太もも前側、内側のトレーニングと太もも裏側のストレッチまたはマッサージを組み合わせたケアがおすすめです。
太もも裏側にセルライトがついてしまう方は、無意識の内に裏ももの筋肉を使い過ぎていることもしくは、長時間のデスクワークや、体操座り(三角座り)などの膝を曲げた状態で裏ももの筋肉が縮まって固くなることが主な原因です。
裏ももにセルライトがつかないよう、普段から裏ももをほぐす習慣を取り入れることがポイントです。
まとめ
今回は、太ももにセルライトができてしまう原因や解消方法をご紹介していきました。太ももにセルライトがついてしまう原因は、下半身の冷えによる脂肪の蓄積、姿勢の歪み、生活習慣などさまざまな要因があります。
特に太ももは、下半身の冷えやすさが原因で脂肪が蓄積しやすいためセルライトがつきやすい状態になります。下半身を冷やさない意識が重要ですが、人によって太ももにセルライトがついてしまう原因は異なるため、なぜ太ももにセルライトがついてしまうのかを見直すことが大切です。
また、太ももについてしまったセルライトは、下半身が冷えやすいことから解消するのに時間がかかってしまいます。早く解消したい方や、足を綺麗に引き締めたいという方は痩身エステに通うことをおすすめします。